温泉旅館 銀婚湯

二海郡八雲町上ノ湯199
п@0137−67−3111

営業時間12:00-16:00 
休館日  月曜日曜日変動あり
日帰り料金  700円小人350円
露天風呂   ○ 
石鹸シャンプー類   ○ ボディソープ&リンスインシャンプー
ドライヤー   ○ 
サウナ   × 
エステ   × 
休憩所   ○ロビーソファ、廊下に休憩場所あり
レストラン   × 
宿泊   ○和室全22室。1〜4名料金あり

源泉5本;@湯元1号=ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
              旧泉名;含芒硝・重曹・食塩泉 (成分総計7,547g/s)
      A湯元2号=ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
              旧泉名;含土類石膏食塩泉 (成分総計7,310g/s)
      B川向1号=ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
              旧泉名;含重曹・食塩泉 (成分総計8,233g/s)
      C川向2号=ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
              旧泉名;含重曹・食塩泉 (成分総計8,622g/s)
      D川向3号=ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
              旧泉名;含重曹・食塩泉 (成分総計7,597g/s)

  完全かけ流し(加温、加水、循環、塩素系薬剤 全て無し)
          (内湯のみ10%湧水加水。石灰成分でバイブが詰まるため)
          高温泉・PHはいずれも7〜7.5アルカリ性・自然湧出  

 道内で数箇所しかない「日本秘湯を守る会」の温泉宿。八雲町から山間に10キロ程
入った山の中に在る。大正天皇が銀婚式の年に出来たから「銀婚湯」と名付けたそう。
その為、銀婚式のご夫婦が記念日に使うことも多いようだ。
【温泉】
 男湯は野趣溢れる古い岩造りの広い内風呂と混浴露天風呂。
女湯は近代的な作りで四角い内湯の浴槽の縁に楡の巨木を使っている。
内湯は湯元1,2川向1、3の4本混合泉。
男女の風呂は毎日午前0時に入れ替わる。
旅館内の露天風呂は夜中に入るのを私は勧めたい。天気の良い夜は満天の星を
眺めながら入れるし、雪の日は天から振り降りる雪が幻想的である。
外には「かたらいの湯」という足湯あり。
ここまでは日帰り、宿泊どちらも入れる。
 多分自慢は広い敷地内に点在している宿泊者専用の野天風呂。
宿から歩いて一番遠いのがトチニ(10分)、順に一番近いのが「かつらの湯」(3分)。
「トチニの湯」 川向2号泉。
        宿の中で源泉濃度NO1。杉の丸太を切り抜いた浴槽。
「どんぐりの湯」 川向1と3の混合泉。川に面した風呂。
「もみじの湯」      同上。    <冬季閉鎖>。
「杉の湯」        同上。 この湯のみ小屋型。<冬季閉鎖>。
「かつらの湯」      同上。 駒ケ岳の35トンの巨石で作った浴槽。 
 以上の野天風呂は宿主から鍵を借りて入るので、他のお客さんと
鉢合わせになることはない。通常、朝から夕方頃まで入浴可能。
【部屋】
 お部屋は旧館・西館(川沿いに面す)・東館(内庭に面す)・新館(外庭に面す)
廊下続きで構成。廊下は複雑なので、逆に他の客にあまり会わずに済む。
昔は湯治が多かったようで、旧館は若干古いが、他は綺麗で広めである。
冬は窓の外の近くに「肉の脂身」が下げてあって、それを目当てに「山の鳥」が
ついばみに来て、野生の鳥を目の当たりに見れるのが魅力。

【食事】
 2人までは部屋食。それ以上の人数は食事処で夕食。
地元の鳥・玉子・野菜などを使って色とりどりの食事が出される。
朝食は全員食事処。小上がりに案内されると窓一面ガラス張りで庭に来ている
野生の鳥を見ながら食事が摂れる。少しずつ色々なおかずが盛られていて
とても趣がある。私が勧めたい、朝一番のご馳走は
北海道では「仏の耳」と呼んだりする 銀杏草という海草の味噌汁。
トロトロで歯ごたえもある海草が病みつきになる。

少しずつ値上がりしていて敷居が高くなったのが残念。
その分、食事の質が向上している。野菜の多い地元食材を
メインに使った料理はとても満足した。
紹介したいことが多すぎるので、詳細は宿の公式HPを参照願いたい。
おもてなしの心は北海道でも指折りの旅館との評価が高い宿。

2002年 入湯 2013年宿泊
公式HP→温泉旅館 銀婚湯
銀婚湯正面 樹齢千年の庭の木
    銀婚湯温泉正面  樹齢千年の庭の樹木
岩作りの内風呂 銀婚湯 近代風内風呂 銀婚湯
「男湯」岩作りの古くて広い内風呂 「女湯」近代風楡の木を浴槽縁に使った内風呂 午前0時に男女入れ替わる
男性側露天風呂 銀婚湯温泉旅館
「男性側露天風呂」脱衣室が個別にあるので混浴も可能。
杉の湯 徒歩三分 銀婚湯温泉旅館 杉の湯は窓がひとつだけ 銀婚湯温泉旅館
徒歩3分「杉の湯」 杉の湯は窓がひとつだけ、明かりはない。
かつらの湯 銀婚湯温泉旅館 かつらの湯 銀婚湯温泉旅館
「かつらの湯」 階段を上って風呂がある。
吊り橋 銀婚湯温泉旅館 どんぐりの湯 銀婚湯温泉旅館
以下の野天風呂は川にかかる吊り橋を渡って向かう。  「どんぐりの湯」
トチニの湯 銀婚湯温泉旅館 もみじの湯 銀婚湯温泉旅館
「トチニの湯」   「もみじの湯」
夕食 銀婚湯温泉旅館 朝食 銀婚湯温泉旅館
夕食   朝食
朝食持ち帰りOKトマト 銀婚湯温泉旅館 冬の景色 銀婚湯温泉旅館
夏の朝食には持ち帰りオーケーのトマトが。 冬の景色。




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